キンモクセイ
すっかり秋めいて、毎朝通勤途中の庭からキンモクセイのいい香りが漂ってきます。20代の頃大好きだった椎名誠のエッセイにキンモクセイなんてのがあったなぁ。どんな内容だっけ?などとおもいながら歩いています。そもそも金星と木星を引っ掛けたような気がして語呂もいいなと思うのは私だけでしょうか。
お店に着いたら、焙煎機に火をつけて釜があったまる間、豆を計ったりデータを取っているノートを準備したりしますが、その間以前から気になっていたジョアンナニューサムというハープ奏者兼シンガーソングライターをユーチューブで探して聴いておりました。ハープをひきながら歌を歌うってだけでもインパクトがありますがなかなか興味深い音楽をやっておりました。声が個性的なので好き嫌いは別れるかもしれません。
村上春樹の『意味がなければスウィングはない』読んでいて、10人の音楽家を論じているのだけど、その中でスガシカオを論じていて村上春樹がスガシカオが好きなことに意外な気持ちを持ったのだけど、読み終わったときにはなるほどなぁさすが作家は面白い見方をするなぁと思ったのでした。特に詞のユニークさに触れています。
私自身スガシカオを聴いたことがなくイメージとして大沢誉志幸や岡村靖幸を思いうかべ高校時代に大沢の『そして僕は途方に暮れる』を好きになったり、知人に勧められ岡村の『カルアミルク』をいいじゃないと思ったりしたけれど、何となくどっぷりはまることもなく真心ブラザーズを一時いいなと思ったのと同じ程度にいいなと思う感じで、きっとスガシカオも同程度にいいには違いないのだろうけど、もはやあらためて聴いてみようという意識はなかったのでした。
それにしても村上春樹の音楽のレンジの広さには驚かせられます。ジャズも古いものからモダンまで、クラシックにブルーススプリングスティーン、ブライアンウィルソン、そしてスガシカオ。そもそも洋楽ひとつとってもブルーススプリングスティーンとブライアンウィルソンを同時に好きな日本人はあまりいないのではないでしょうか。私はブライアンウィルソンの方が好きですが、本書で触れられているように、ブルーススプリングスティーンを単純にマッチョな音楽だと思っている訳ではありません。以前俳優の大杉蓮がアルバム『ネブラスカ』に関する思いを述べていて、この人は今まで私が勝手にアメリカ賞賛を歌う人だと思い込んでいたいうイメージをかえてくれました。だからといって音楽的にはとくに引っかかるものはなく、要するに好みではありませんでした。きっとブルーススプリングスティーンの良さはそこにはないのでしょう。


スガシカオ、いいですね。
確かに大沢誉志幸と重なるものがあります。
平成の、と付けるとお二人に失礼なんでしょうが。
NHKの受信料を支払っている理由と言えば大げさですが、「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」は日々発見があります。その番組のオープニングのためにつくられたらしい、プログレス、という曲は、本当に番組にも、スガシカオにもフィットしています。
投稿: たかたか | 2009年10月14日 (水) 21時28分
たかたか様
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀のテーマ曲がシガシカオなんですね。
聴いたことあります。私もあの番組は時々みます。いい番組ですよね。
投稿: イタミコーヒー | 2009年10月15日 (木) 09時55分