2009年11月16日 (月)

The three giants

 サッカーの中山雅史選手が現役続行の意思を表明したとのこと。42歳。すごいですね。がんばってほしいです。三浦和良選手もしかり、最後はどこか同じチームで2トップを組んでいたりして。また私の大好きなサンフレッチェの久保竜彦選手は今年度、出番がありませんでしたが、引退してしまうのでしょうか。こちらは33歳。もう少し出来そうな気がするけど、こればっかりは本人が決めることでしょうから、もしそういうことになったとしてもしょうがありません。それでも一番好きなFWであることに変わりありません。

 最近お店ではマーカスロバーツのピアノソロをよく聴いています。ウィントンマルサリスバンドのピアノの人ですね。10年くらい前に買ったピアノソロ2枚を繰り返し聞いています。大体においてジャズのピアノソロは苦手なのだけど、これは昔からよく聴いてました。古いジャズを踏襲しているのが肩肘をを張ってない感じでゆったり聴けます。村上春樹は「キースジャレットのうさんくささよりも、ウィントンマルサリスの生真面目さのほうが信用できる」みたいなことを言っていたと記憶してますが、私もその意見に一票をいれるものです。特にキースジャレットのピアノソロはまともに聴き通せたことがないと思います。優秀なのは理解できますが苦手です。トリオだったらまだいけます。一方ウィントンマルサリスも全部聴き通すのはなかなか苦痛を伴いますが、まだこの人なんてうまいんだろうと思いながら聴けてしますこともあります。けれど体調が良くないと厳しいです。マーカスロバーツのピアノソロは聞き所がないにも関わらず、気持ちよく最後まで聴けてしまう不思議な魅力があります。ちなみに私が聴いているのは、「Alone with the three giants」と「If could be with you」です。

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2009年11月10日 (火)

日本語で読むということ

 素晴らしい小説「本格小説」を書いた、水村美苗のエッセイ集「日本語で読むということ」を読んでいます。エッセイもすばらしくおもしろいです。一番はじめの『「善意」と「善行」』というエッセイからぐっと引き込まれます。

 冒頭の「文学は善行を奨めるものである。」から終わり付近の「善意のないことのみが、結果として、善行につながると言う不思議」と続き、「ところが、実際の人生は、私たち人間の、善かれと言う思いも悪しかれという思いも平気で覆して、黙々と時を刻んでいく。」と展開される文章はスリリングでありハッとさせられます。

 生前のスーザンソンタグが 来日した際、一番気骨のある作家を紹介してくれと言って、これまた生前の大岡昇平に会いにいったと聞いた事があります。きっと今なら水村美苗に会いにいくのではと想像します。

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2009年10月31日 (土)

あっという間の1年

 はやいもので開店から1年が過ぎようとしています。いろいろあった気がしますがあっという間の1年でした。多くの方に支えられ本当に感謝しています。今後も初心を忘れず、よりコーヒーの魅力を伝えられる様がんばります。

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2009年10月29日 (木)

今日の新聞

 今日の読売新聞朝刊の音楽季評、望月京氏が書いた「知名度と「魂」 爆笑問題の問い」を興味深く読みました。元ネタの8/17にNHKで放送された「爆笑問題のニッポンの教養」は見てないのですが爆笑問題が東京芸術大学を訪ね講師や学生と討論するという内容の様でした。それを踏まえての望月氏の文章ですがとてもおもしろかったです。

 

2009年10月24日 (土)

それから先のことは

 焙煎をしていて、重要なポイントがいくつかありますが、釜から豆を出す時は最も緊張する瞬間の一つです。例えば温度であったり,時間であったり、はたまた豆面だったりで判断する訳だけれども、狙った温度に思った時間にコントロールできなかったりすると本当に嫌になってしまう。もちろんそれは、1度とか数秒のことなんだけれども確実に味に反映されるわけで、だからこそうまくコントロールできた時は、そりゃそうだプロだものという気持ち半分、よかったうまくいってというほっとする気持ち半分です。

 狙いどおりにいかないときは死にたくなってしまいます。松本人志が「自殺は殺人と同じくらい罪深い。」って言ってたし、敬愛する作家の大西巨人は「自殺をふくむ全ての殺人はテロである。」なんて言ってたからなんとか思いとどまっていますが、以前私がつとめていた自家焙煎コーヒー店は9階だてのビルの1階にあったので何度も屋上に上ってみたくなる衝動に駆られたものでした。

 昨日、都内の1等地に店をかまえる某有名コーヒー店の方が来店され、面識はなかったのですが、共通の知人がいたのでコーヒー談義に花が咲きました。その中で焙煎の話もしたのですが、その方は最後は豆面を重視するとおしゃっていて、私はどちらかというと温度と時間と音を重視するのでその考え方の差異が興味深く、刺激になりました。たまにこうやって同業者の方とお話するとものすごく楽しくついおしゃべりになってしまいます。そしてとても勉強になります。

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2009年10月19日 (月)

秋の休日 

 すっかり秋めいて、朝晩は寒いくらいです。昨日は私が住んでいる住宅地のフェスティバルがあり一日家族で遊んできました。日中暑いくらいだったので、季節外れのかき氷など食べたりして、楽しかったです。

 その後家に帰り、今日は早く寝ようということで早めに寝床についたのだけど、眠たくなるまでと思いテレビをつけたら、大沢たかお主演の「JIN」をやっていておもしろかったので最後までみてしまいました。ドラマをみるのは久しぶりです。
来週も楽しみです。

 村上春樹の「意味がなければスウィングはない」を読み終えたので、矢作俊彦の「真夜中へもう一歩」を読んでいます。面白いです。矢作俊彦は「ラララ科学の子」や「マイクハマーへ伝言」を読みましたが、とても面白いです。読書の秋で読書熱がまた復活してきました。

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2009年10月14日 (水)

キンモクセイ

 すっかり秋めいて、毎朝通勤途中の庭からキンモクセイのいい香りが漂ってきます。20代の頃大好きだった椎名誠のエッセイにキンモクセイなんてのがあったなぁ。どんな内容だっけ?などとおもいながら歩いています。そもそも金星と木星を引っ掛けたような気がして語呂もいいなと思うのは私だけでしょうか。

 お店に着いたら、焙煎機に火をつけて釜があったまる間、豆を計ったりデータを取っているノートを準備したりしますが、その間以前から気になっていたジョアンナニューサムというハープ奏者兼シンガーソングライターをユーチューブで探して聴いておりました。ハープをひきながら歌を歌うってだけでもインパクトがありますがなかなか興味深い音楽をやっておりました。声が個性的なので好き嫌いは別れるかもしれません。

 村上春樹の『意味がなければスウィングはない』読んでいて、10人の音楽家を論じているのだけど、その中でスガシカオを論じていて村上春樹がスガシカオが好きなことに意外な気持ちを持ったのだけど、読み終わったときにはなるほどなぁさすが作家は面白い見方をするなぁと思ったのでした。特に詞のユニークさに触れています。

 私自身スガシカオを聴いたことがなくイメージとして大沢誉志幸や岡村靖幸を思いうかべ高校時代に大沢の『そして僕は途方に暮れる』を好きになったり、知人に勧められ岡村の『カルアミルク』をいいじゃないと思ったりしたけれど、何となくどっぷりはまることもなく真心ブラザーズを一時いいなと思ったのと同じ程度にいいなと思う感じで、きっとスガシカオも同程度にいいには違いないのだろうけど、もはやあらためて聴いてみようという意識はなかったのでした。

 それにしても村上春樹の音楽のレンジの広さには驚かせられます。ジャズも古いものからモダンまで、クラシックにブルーススプリングスティーン、ブライアンウィルソン、そしてスガシカオ。そもそも洋楽ひとつとってもブルーススプリングスティーンとブライアンウィルソンを同時に好きな日本人はあまりいないのではないでしょうか。私はブライアンウィルソンの方が好きですが、本書で触れられているように、ブルーススプリングスティーンを単純にマッチョな音楽だと思っている訳ではありません。以前俳優の大杉蓮がアルバム『ネブラスカ』に関する思いを述べていて、この人は今まで私が勝手にアメリカ賞賛を歌う人だと思い込んでいたいうイメージをかえてくれました。だからといって音楽的にはとくに引っかかるものはなく、要するに好みではありませんでした。きっとブルーススプリングスティーンの良さはそこにはないのでしょう。

 

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2009年10月10日 (土)

『容疑者Xの献身』を読んだ。他

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 お店の帰りに東野圭吾の『容疑者Xの献身』と村上春樹の『意味が無ければスイングはない』を買う。
 迷ったすえに「容疑者Xの献身」から読む事にした。寝る間も惜しんで読んでしまった。おもしろい。

 村上春樹の方は小説ではなく、いろんな音楽家の評論というか、エッセイになっている。10人の音楽家を語っているが、その中で私自身好きな音楽家は、ブライアンウィルソンだけである。スタンゲッツやウィントンマルサリスも何枚かレコードを持っているけれど、好きといえるほど聴いている訳ではない。

 ブライアンウィルソンに関して私はヴァンダイクパークス経由で彼にはまったので、歴史的名盤といわれる「Pet Sounds」にそれほど思い入れがある訳ではない。ただ「God only knows」や「Caroline,no」は本当に素晴らしい曲だと思う。
正直アルバムとしては「Friends」のほうが好きである。

 ヴァンダイクパークスはブライアンウィルソンと「Smile」を作ったことで有名だが、日本でもはっぴいえんどの「さよならアメリカ、さよならニッポン」にアレンジか何かで参加しているので知っている人も多いと思う。ソロ作品はお世辞にもメジャー受けするものとは思えない。大学の時初めて買った洋楽のレコードが彼のソロ第1作である「Song cycle」だったが、全く理解できなかった。鈴木慶一かその辺りの人がすすめていたのを聞いて買ったのだと思う。数年後あらためて聴いてみるとはっとするような音がいっぱいちりばめられていてびっくりするくらいすんなりと心にしみ込んできた。誰もが求める音とは違うかもしれないが、今では私の愛聴盤である。

 「Pet sounds」に関して村上春樹は以下のように書いている。
「『ペットサウンズ』は『サージェントペパーズ』よりもはるかに難解な音楽だった。『サージェントペパーズ』というアルバムの価値と革新性を理解することは、比較的すぐに理解できたが、『ペットサウンズ』がどれほど優れた、どれほど奇跡的深みを持つ、どれほど革新的な音楽であったを理解するためには、時間性の調整を待たねばならなかった。具体的にいえば、十年、二十年、それくらい長い年月が必要だった。」
 私は今でも「Pet sounds」が理解できない。多くの著名な人が絶賛しているし名盤には違いないだろう。けれど極論、私にとって「Pet sounds」は「God only knows」と「Caroline,no」が入っているアルバムであってそれ以上ではない。しかしその2曲のみでも私を虜にする魅力に充ちていることも確かである。

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2009年10月 7日 (水)

東野圭吾『さまよう刃』を読んだ。

 雨の日が続いてます。急に寒くなり、台風も近づいているようで心配です。

 先週、上の息子の小学校でインフルエンザがでて運動会が延期になり、いよいよ我が家も気をつけなきゃね等と言ってたら先日下の子が39、7度の高熱。これは絶対新型インフルエンザだ。と思い、翌日1番で病院に連れてかなきゃと思っていると次の日にはなぜかすっかり熱が引いておりました。念のため病院に連れてくもただの風邪とのこと。ほっとしました。

 通勤の途中に交番があって、そこの掲示板に今度公開される映画『さまよう刃』のポスターが貼ってあるのを毎朝ながめて歩いていたのだけど、原作は確か東野圭吾だったよなぁ、昔よく読んだなぁ。と思いながらでもそんなことすっかり忘れていたのだけど、先日帰りに何の用もなかったけど本屋によって、『さまよう刃』が
これでもかってくらい平積みされていておもわず手に取ってまだその地点でも買うつもりなんかなかったのに何故かそのままレジに向かい買ってしまったのでした。俺は一体何をやってるんだとおもい今まで東野圭吾の作品は図書館で借りて読んでいて、一番熱中してたときでさえ買った事なかったのに、不思議なもんだと思ったのでした。

 で中身と言えば、少年犯罪に関する内容ですごく重たいのですが、どうしても紋切り型になってしまっています。しかし一気に読破いたしました。さすが東野圭吾だと思いました。

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2009年10月 3日 (土)

モカ(エチオピア産)

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エチオピア産のモカ入荷しました。残念ながら新豆はまだ輸入規制中ですので、07−08年クロップです。
以下問屋さんからの説明文です。
Kaffa Natural G2" カッファ ナチュラルG2
エチオピアはジマに隣接したカッファ地域で収穫されたチェリーを、輸出業者のノウハウでスペシャルナチュラルに仕立てました。
このアイテムでは、通常の一般品ナチュラルとは異なる上品でスッキリしたモカフレーバーを楽しむことができます。

イタミコーヒーで店頭に並ぶのは、もうしばらくおまちください。

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